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NEWS

THEATRE E9 KYOTO 第2期アソシエイトアーティスト発表

2020.09.25

捩子ぴじんさんに、2021-2023年度THEATRE E9 KYOTO第2期アソシエイトアーティストをお引き受けいただきました。

捩子さんは、振付家・ダンサーとして既に国内外で高い評価を得ておられますが、本年度からは新たにカンパニーを立ち上げ、京都を拠点に創作活動のフェーズに入られています。京都を拠点に活動するアーティストが少なからず考える「京都は創作環境には適しているかもしれないが、発表する場所としては十分ではないのではないか。」という問いがあります。これには、言説空間の質量の不足が1つの要因として指摘されるところですが、捩子さんは、その課題に向き合い、生活拠点、創作拠点、発表拠点としての京都の有り様を模索されています。この問題提起には、関係者は勿論のこと、都市に対する投げかけでもあり、同時に、カンパニーの運営方針や具体的な取り組みにも反映される重要な視点のように思います。

捩子さんが着手する集団性と都市の課題、そしてその未来について、私たちは強い関心と期待を持っています。新しい取り組みですので、未見なことも多くありますが、まずは、市民の皆様に、捩子ぴじん作品の魅力に親しんで頂きたいと思います。


THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとし

 

捩子ぴじん氏

(プロフィール)

ダンサー・振付家・neji&co.主宰。2004年まで舞踏カンパニー・大駱駝艦に所属する。舞踏で培われた身体を元に、自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。2011年、横浜ダンスコレクションEX審査員賞、フェスティバル/トーキョー公募プログラムF/Tアワード受賞。2016年、Our Masters 土方巽「異言/glossolalia」キュレーター。2020年、ダンスカンパニーneji&co.を設立し、京都を拠点に活動する。

 

撮影:増田美佳

 

 

(ごあいさつ)

今、世界はこれまで想像もつかなかった事態を経験しています。感染症の影響により、舞台芸術をつくり、劇場で鑑賞する事が当たり前でなくなる未来を、私は想像していませんでした。2021年から2023年までの3年間、私はTHEATRE E9 KYOTOのアソシエイトアーティストとして、私たちがこれから始める生活、再開しようとしている仕事、取り戻したい人間関係や、後世に引き継ぐべき文化を表現する場に関わることになりました。
私はこれまで自身の芸術活動において、舞踏家、ダンサー、振付家、俳優、演出家等の肩書きを持つ仕事をしてきましたが、どの現場においてもダンサーとして製作に関わってきました。俳優をしていても、戯曲を演出していても、私はダンサーとして台詞を喋り、俳優やスタッフとやりとりをしてきました。私がダンサーとして表現する、そして私をダンサーと名乗らせる、あるビジョンがあります。言葉にするなら、無為、即物的、リテラル、無意味、とでも言うような、目の前にある物が今この瞬間これでしかなく、他の何物でもありえないというビジョン。
THEATRE E9 KYOTO京都に100年続く劇場を!を合言葉に誕生しました。そして芸術作品は、今この世界に生きていない死者や、未来の生者に届くことも想定しています。ですから瞬間を表現するダンサーにとって、劇場で作品をつくり発表することは矛盾です。しかし、私はダンサーとして、瞬間の存在を信奉するものであると同時に、未来への展望を得たいと願う一つの主体でもあります。そのような矛盾を生きるものとして劇場で作品をつくり発表します。劇場で作品をつくり、発表することを通して、観客の皆さんと共に未来のビジョンを見ることを願っています。

 

「Purgative Rhythm Mix」 Seoul International Dance Festival HOTOPOT!

 

KAC Performing Arts Program 2018/Contemporary Dance カゲヤマ気象台「シティI・II・III」
主催:京都芸術センター  撮影:前谷開

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