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Theatre E9 Kyotoオープンリサーチプロジェクト 第5回 レクチャー「劇場の現在・過去・未来」


オープンリサーチプロジェクトでは新たな劇場「Theatre E9 Kyoto」の誕生にむけて、民間劇場の公共性について、毎回異なるテーマを設けゲストの方々とシンポジウム形式で考えてきました。

第5回はレクチャーと座談会という形式をとり、今一度劇場の歴史について振りかえりたいと思います。講師には、仙台高等専門学校建築デザイン学科教授の坂口大洋先生、京都造形芸術大学舞台芸術学科教授の森山直人先生をお招きします。坂口先生にはギリシャから現代までの劇場の歴史を遡り、劇場がどのようにいま形に至ったか改めて学び、現在の課題について建築学的視点からご指摘を頂きます。森山先生には、いまの劇場を取り巻く状況や諸問題について、ご指摘頂き、今後の劇場の可能性について講義を頂きます。

2つのレクチャーを踏まえて、座談会では今まさに劇場をつくろうとしている私たちと、お越し頂いたお客様と、座談会という形で議論を深めていきたいと思います。

また今回はレクチャー前に、現在工事中のTheatre E9 Kyotoの見学会を行います。工事中ですので中にお入りいただくことは出来ませんが、実際に現地まで足を運んでいただき、いままさに劇場が出来上がるところを皆様と共有できればと思います。
※レクチャーとは別に自由参加です。申込みフォームから参加の有無をご選択ください。

 

日時:12月22日(土)  13:00見学会 レクチャー14:00~18:00

会場:studio seedbox

〒601-8011
京都市南区東九条南山王町6−3−3F
(大西荘看板のとなりpuntoの上)

※会場には駐輪場、駐車場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

・京都駅市営地下鉄 「九条」駅 1番出口より徒歩5分
・京都市バス 「大石橋」より徒歩3分
・JR,近鉄電車 「京都」駅八条口より徒歩7分
・JR奈良線,京阪電車 「東福寺」駅より徒歩15分

入場無料  先着40名様

事前要申込み>申し込みフォーム

※レクチャー2本と座談会、合わせてのご予約になりますが途中入退場、可能です。

 

<タイムスケジュール>

◻︎13:00〜13:40
工事中 Theatre E9 Kyoto 見学会(希望者のみ)

※13時にseedbox集合後、歩いて現地へ向かいます。

■14:00〜15:20
レクチャー1「広場としての劇場の系譜」 坂口大洋 先生

■15:30〜16:50
レクチャー2「劇場の未来ー〈広場〉はなぜ必要か?」 森山直人 先生

■17:00〜18:00
座談会
登壇者:坂口大洋,森山直人,蔭山陽太,松岡咲子 司会:あごうさとし

 

<講師プロフィール(敬称略)>

坂口大洋

仙台高等専門学校 教授 専門:建築計画・地域計画・文化施設運営
主に公共文化施設を中心とした計画・設計・調査研究・運営支援。近年は被災地の調査研究、復興支援、公共施設のBCP策定に関わる。
東北大学及び立教大学非常勤講師
主な参画プロジェクト: せんだい演劇工房10-BOX、東北大学百周年記念会館川内萩ホール、仙台市演劇祭仮設神楽舞台、雄勝法印神楽仮設舞台、白河市組み立て式能舞台など。主な著書: 「劇場空間への誘い」(共著)他。

 

森山直人

1968年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科教授、同大学舞台芸術研究センター主任研究員、及び機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員長。
主な著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。18年よりブログ『劇評1819』を共同で立ち上げている。主な論文に、「〈オープン・ラボラトリー〉構想へ:「2020年以後」をめぐるひとつの試論」(『舞台芸術』20号)、「チェーホフ/エドワード・ヤン:「現代」を描き出すドラマトゥルギーの「古典性」について」(『アジア映画で〈世界〉を見る』(作品社)所収)、他多数。

 

主催:一般社団法人アーツシード京都
企画制作:Theater E9 Kyoto オープンリサーチプロジェクトメンバー

Theatre E9 Kyotoオープンリサーチプロジェクト

 

ご来場誠にありがとうございました。