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安住の地
“Qu’est-ce que c’est que moi?”

【あらすじ】
私の中で舞ってるものは、つまり、その───サムシング!サムシング!サムシング!

激動の19世紀パリ、厭世と退廃の詩人ボードレールが厳格なフランス韻文詩のルールを覆し、『散文詩』を確立する。
同じ頃、寂れた街に生き、飢えと詩情と虚無の間で揺蕩う者たちがいた。
ヴォキャブラリイを持たない彼らは自らの心にある妙なものがいったいなんであるのか言い表せない、伝えられない、わからない……。
それでもとめどなく湧いて出る”サムシング”にハナから形式のない小市民たちが詠んだナチュラル散文詩!

 

【作品について】
これまで数々の音楽的な演出を上演に取り入れてきた安住の地は、今公演で音楽ユニット『バカがミタカッタ世界。』を迎え初の音楽劇に挑みます。
バカがミタカッタ世界。 はvo.谷口未知とpf.フルイケナツキによる音楽ユニットです。フォーク・アンビエント・エレクトロニカなどの要素を取り入れた音楽性で”退廃とみずみずしさの同居した世界”を歌とピアノを軸に圧倒的なスケールで描きます。
2人のみのユニット編成だけでなくコーラス隊やベース(コントラバス)やドラムなどのサポートミュージシャンを従えたり、コンテンポラリーダンスやVJとのコラボなど、聴くもの観るもののイマジネーションを最大限刺激するそのパフォーマンスは、若手ながら耳の肥えた京都のオーディエンスを圧倒し、また他のミュージシャンやバンドからも絶大な支持を集めています。
安住の地は今回、そんな彼女たちとともに「消えゆく声を拾う」をテーマに音楽劇を制作します。19世紀のフランスを舞台に、私たちは(数々の詩人や音楽家がそうしてきたように)ここにいない誰かの声、場所の声、時間の声といった無形の(無音の)声を拾い上げようとします。消えゆく声、聴こえない音を聴こうとするのは無意味でありながら、極めて人間的な行為であるからです。
高いところからの大きな声ばかりが響く現代で、みなで地に伏せて、地底からかすかに聴こえてくる声に耳をすましながら音楽と劇を創作します。
消えゆく声を可聴化する地底の音楽劇、ぜひご期待ください。

 

 

構成・演出:岡本昌也

 

キャスト:

森脇康貴 中村彩乃 にさわまほ 武田暢輝

沢栁優大 雛野あき 高橋紘介 藤澤賢明 吟醸ひや子

北川啓太 高阪勝之 タナカ・G・ツヨシ

日時

9月13日(金)19:30★
9月14日(土)14:00 / 19:30
9月15日(日)13:00 / 18:30
9月16日(月祝)11:00 / 15:30

★初日13日(金)にご来場のお客様は、各券種500円OFF!

・上演時間は約80分を予定しております。
・受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前です。
・日時指定、全席自由席となっております。

 

チケット

一般:3,000円
U-25(25歳以下):2,500円
※いずれも当日料金+500円

高校生以下:1,000円(前売・当日料金一律)
※受付にて学生証か年齢のわかるものをご提示ください。

チケット購入はこちら

問い合わせ

安住の地 http://anju-nochi.com/news/work/moi/
メール:anjuunochi@mail.com

 

スタッフ

演出部:山下裕英/タヌ(第三劇場)
ドラマトゥルギー:朴建雄
舞台監督:玉井秀和
舞台監督補佐:平林肇
舞台美術:竹腰かなこ
音響:椎名晃嗣(劇団飛び道具)/ 秋本 真生(劇的集団忘却曲線/nosB) / 秦さやか
音楽:バカがミタカッタ世界。/ 岡本昌也
編曲:堀村みどり
照明:真田貴吉
映像:岡本昌也 / 武田暢輝
衣装:大平順子 / 山井ひなた / 鍵山千尋
衣装提供:北島健介
ヘアメイク:篁怜
物販:大平順子 / ケースイーダー
宣伝美術:岡本昌也 / 中川裕喜 / 日下七海
小道具:山下裕英
WEB:私道かぴ
制作:安住の地
制作協力:渡邉裕史(ソノノチ)/ 狭雲藍(劇団〈未定〉)/ 仲村うめの
協力:河口琢磨 / CoRich舞台芸術!/ 男肉 du Soleil / 劇団飛び道具 / ソノノチ/ 劇団〈未定〉/ 第三劇場
主催:安住の地
京都芸術センター制作支援事業

 

※ご予約に関するご注意
・開演5分前までに受付をお済ませください。それ以降はキャンセル扱いになる場合がございます。お早めにご来場ください。
・公演中止などの不測の場合をのぞき、チケット購入後の返金、日時の変更はできません。

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