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【延期】THEATRE E9 KYOTO×京都舞台芸術協会ショーケース企画
“Continue”

コロナウィルス対策による延期のお知らせ

 

THEATRE E9 KYOTOと京都舞台芸術協会の協働事業として、準備しておりました本公演を延期とさせていただきます。
元来、本公演は“Continue”と題して、「舞台芸術活動を続けていくこと、引き継ぐこと、とは何か」を上演を通じて考えるというコンセプトがございます。従いまして、この度は中止ではなく延期という判断をし、本公演が実現できるように引き続きの努力を重ねて参ります。
開催時期は未定ですが、参加アーティストと協議をつづけて、状況が整い次第、改めて日程などのお知らせをいたします。
また、可能な限り、実現に向けてのプロセスや、続けていくことの思考を、オンライン等を通じて皆様と共有できる形を模索いたします。
現在、お申し込みをいただいておりますチケット代金につきましては全額返金させていただきます。

皆様のご理解と引き続きのご愛顧を賜りますよう切にお願い申し上げます。

THEATRE E9 KYOTO 支配人 蔭山陽太 芸術監督 あごうさとし

 

新型コロナウィルスの感染拡大状況を鑑み、5月に予定しておりましたTHEATRE E9 KYOTOとの共催事業でありますショーケース企画「Continue」およびプレトークイベント「はじめる・つづける・つなげる」を延期いたします。

この延期は、劇場、参加アーティスト、協会の三者のオンラインでの協議により決定いたしました。われわれはこれからも定期的な話し合いの場を設けてまいります。その話し合いは、開催時期の調整のみを目的とするものではなく、「つづける」をテーマに、この時代の舞台芸術について粘り強く思考していく場にもなっていくだろうと想像しております。また、その場を多くの皆様と共有できるよう、手立てを探ってまいります。

皆様のご理解をいただけますと幸いです。

NPO法人京都舞台芸術協会

 


 

期間中に4つの団体が公演するショーケースを開催いたします
それぞれの個性ある魅力をぜひお楽しみください

■参加団体■
鳥公園/NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)/正直者の会/ドキドキぼーいず

 

『Continue』には、続ける、引き継ぐなどの意味があります。
いま私たちは創作や創造環境をつくり続けることが、社会状況に大きく影響を受けるということを身をもって感じています。
今回の企画を通して、「続ける」とは何か?ということを考えてみたいと思います。
この度は、96年の発足以来、京都の舞台芸術界の創造環境の整備に広く貢献し続けている京都舞台芸術協会に協力を依頼し、プログラムの選考をいただきました。
20代30代40代にわたる各カンパニーの多彩なパフォーマンスにご期待ください。

日時

5月15日(金) 19:00 A
5月16日(土) 14:00 B★ / 19:00 A
5月17日(日) 14:00 A★ / 19:00 B
5月18日(月) 14:00 B

 

Aプログラム|鳥公園/NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
Bプログラム|正直者の会/ドキドキぼーいず

上演時間  各団体約1時間を予定
途中10分間の休憩を挟みます

 

★感想シェア会

終演後に劇場1F にあるCafe&Restaurant Odashiにて、感想シェア会を行います。
どなたでも参加可能です。作品を見て感じたこと・考えたことを、同じ作品を観た人同士でシェアしてみませんか。
*参加にはお一人ワンドリンクご注文いただきます。

チケット

[自由席/日時指定/税込]

前売り    一般:3000円 U-25:1500円
当日  一般:3500円 U-25:2000円
AB通し券*  一般:5000円 U-25:2500円

 

*AB通し券について
・A,Bプログラムをそれぞれ一回ずつご覧いただけます。

・チケット申し込みの際に、希望する2つの回を備考欄に記入ください。
・予約限定の販売となります。当日はお買い求めいただけませんのでご注意ください。

・E9サポーターズクラブ会員さまはABそれぞれ一回ずつご予約いただけます。

チケット取り扱い

▽THEATRE E9 KYOTO

ご予約いただきましたお客様には、払い戻し等について個別にご連絡させていただきます。


◎プレトークイベント「はじめる・つづける・つなげる」【開催延期】

5月に開催されるTHEATRE E9 KYOTO×京都舞台芸術協会ショーケース企画『Continue』に参加する4団体は、それぞれのやり方で活動をはじめ、つづけ、そしてつなげてきました。その方法や過程、そしていま感じている課題を、上演に先駆けてシェアする場を設けました。「ショーケースにどんなカンパニーが出演するのかな?」という興味をお持ちの方、あるいは「演劇を続けていくってどういうこと?」を知りたい方、ぜひお越しください。

 

登壇者|田中遊(正直者の会)、松岡咲子(ドキドキぼーいず)、和田ながら(鳥公園[演出])、西尾佳織(鳥公園)※映像中継出演、笠井友仁(NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE))※収録映像出演

司会|あごうさとし(THEATRE E9 KYOTO芸術監督)

 

日時|4月20日(月)19:00-21:00
料金|無料、要予約
会場|THEATRE E9 KYOTO

 

詳細はこちらから(NPO法人 京都舞台芸術協会)


Aプログラム

 

■鳥公園「すがれる」

西尾佳織が作・演出を兼ねる体制から、西尾の執筆した戯曲を三名の演出家(和田ながら、蜂巣もも、三浦雨林)が上演する新体制となった鳥公園。新体制初の上演プロジェクトとなる今回は、西尾が過去に上演した『すがれる』を和田ながら(したため)が演出する。『すがれる』は、漢字では「末枯れる」と書く。「盛りを過ぎて衰え始める。風化し始める。植物が、冬をむかえて枯れていく」という意味の言葉だ。私たちはみんな、スエ・カレル。終わりに向かう、その変化の始まりに気付いた人は、一体どれだけの時間、その人を(あるいは土地を、物事を、)見つめていたのだろう。

 

作|西尾佳織 演出|和田ながら
出演者|藤原美保(ソノノチ)、松田早穂(dracom)、三田村啓示
音響|甲田徹
助成|公益財団法人セゾン文化財団

 

プロフィール|
2007年に劇作家・演出家の西尾佳織が結成。「正しさ」から外れながらも確かに存在するものたちに、少しトボけた角度から、柔らかな光を当てようと試みている。言葉や状況が野蛮にコラージュされた戯曲は、生理的な感覚を物質のようにごろりと示し、この世界に生きることの違和感を露出させる。2020年より、和田ながら(したため)、蜂巣もも(グループ・野原)、三浦雨林(隣屋)を演出家に迎え、西尾は劇作と主宰業を担う新体制に移行。

 

 

■NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)「羅生門」

芥川龍之介の短編小説『羅生門』を題材にJR京都駅八条口を舞台にして短編舞台作品を創作上演する。
多くの旅行者が行き交う駅の構内。そこに「彼」はいた。旅行者にぶつかりながら、大学生や外国人労働者の間を縫うように走り、上着をわきにかかえた「彼」は夜の底へかけ下りた。
今回創作にかかわるのは、いずれも大阪を中心に活動する劇団のメンバーで、エイチエムピー・シアターカンパニーの笠井友仁が作・演出し、あうん堂、遊劇舞台二月病、かしこしばいの俳優が出演する。

 

作・演出|笠井友仁
出演|杉山寿弥(あうん堂)、石田麻菜美(遊劇舞台二月病) 、山本礼華(かしこしばい)

 

プロフィール|
NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)は「創造環境の整備と舞台芸術の一層の社会化に寄与すること」を目的にして、阪神間で活動している舞台表現者たちにより、1997年に設立された組織です。2005年からNPO法人の認可を受け、魅力的で柔軟性に富んだ舞台芸術がより多く大阪から生まれることに願って、日々活動をしています。どうか皆様のご支援とご協力をお願いします。

Website http://www.ocpa-dive.com

 

 

Bプログラム

 

■正直者の会「戯式」

戯式(ぎしき)は、ほぼ一人舞台です。

ラジカセ3台+ipad+俳優1人。それぞれのスピーカーから「過去の記録、時間」がセリフにBGMに環境音になって「今の舞台空間」に注ぎこまれ、男はそれを攪拌する…<芝居?詩の朗読?ラップ?>…それぞれ個性的な田中遊一人作品、今回は二本立てです。
「ボソボソ風」ipadのルーパーアプリケーションを使った朗読パフォーマンス
「会議」四人の田中遊で会議をします。

 

作・演出・出演|田中遊

 

プロフィール|
田中遊
俳優/作家/演出家
1974年生まれ。大学在学中に演劇をはじめる。
1997年「正直者の会」を設立し劇作、演出を務める。現在《四次元演劇》というコンセプトのもとに「戯式(ぎしき)」(=田中遊の一人芝居)「戯声(たわごえ)」(=複数人でのパフォーマンス)の2プロジェクトを展開中。
2012年   第14回関西現代演劇俳優賞受賞
2014年   第21回OMS戯曲賞佳作受賞

 

 

■ドキドキぼーいず「で、凪ぐ」

「気負わずに生きていければ、何でもいい。

高校生の頃、修学旅行で好きな人に告白して、フラれて、晩ご飯のとき、何食べても味がしなくなった。
そしたら目の前で食べてた遠藤君に、あたしの好きな海老の天ぷらを盗られた。それを美味しそうに食べる遠藤君見てたら、すごく笑えた。
そんとき、そう思った。

いま、25歳。
昨日、従兄弟が病気で死んだ。
明日、会社の後輩が結婚する。
今日、あたしは何をしよう。
毎日、色んな出来事が激しく起きてる。

そんなことを考えて、部屋でぼーっとしている。
なんとなく、手を天井にかざす、なんとなく。
裏返してみて、あたし感情線こんなに短いんだって、初めて気付いた。」

ある女の人が性癖を見つける話です。

 

脚本・演出|本間広大
出演者|あさのふみ、佐藤和駿、松岡咲子(以上ドキドキぼーいず)、加賀谷 僚一、西村花織(劇団しようよ/劇団飛び道具)、御厨亮

音響|島﨑健史
照明|鄒樹菁

 

プロフィール|

2013年に再旗揚げをした、京都を拠点に活動する若手演劇チームです。俳優・演出家の他、音響・照明・映像のスタッフが在籍しており、日本の劇団には珍しい編成です。3年間の“幕間”期間を経て、久しぶりに新作を上演します。涼しい作品を目指します。
2015~2017年アトリエ劇研創造サポートカンパニーに選出。2014年第35回kyoto演劇フェスティバル 実行委員長特別賞受賞(奨励賞)、2015年第6回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ並びに演出賞(演出:本間広大)。

 

 

スタッフ

舞台監督|河村都
照明|吉本有輝子
企画・製作|
THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
NPO法人京都舞台芸術協会
制作|福森美紗子
宣伝美術|永戸栄大

 

主催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
共催|NPO法人京都舞台芸術協会
協力|NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)

 

問い合わせ

THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

MAIL
TEL:075-661-2515(10:00〜18:00)

 

 

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