ARTS SEED KYOTO

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N2 Tab.10 街の死:necropolises.

——今ここにはいないだれかが見た光、だれかの目に映った夜明けが作品となる。

 

THEATRE E9 AirのTab.10 街の死:necropolises.はCOVID-19の影響下にあるわたしたちの現在地をテキストと写真によって記録するためのプロジェクトです。観客のみなさまには十日間、光についてのテキストを書いていただいた上で夜明けの写真を撮影していただきます。

 

また、平時に過ごしている日々の感覚とちがっていた点をおなじ時間を過ごした他の方々とシェアさせていただくミーティングもオンラインにて行います。

 

全シーズンがおわりましたらフォトブックを制作しご自宅へ郵送いたします。

 

* テキストと写真を共有するTab.10 街の死:necropolises. ウェブサイトのアドレス及び、詳細な方法は予約後の返信メールにてお伝えいたします。

* インターネット環境のほか、パソコンやスマートフォンなどの通信デバイスとカメラつきのデバイスまたはデジタルカメラをご用意ください。

 

日時

Season1

——朝、起きられてから一時間のあいだに撮影をします。

2020年7月21日(火) 00:00 – 30日(木) 24:00

オンラインミーティング
7月31日(金) 12:00 / 20:00
8月1日(土) 12:00 / 20:00

 

Season2

——現在地の夜明け方に撮影をします。

2020年8月11日(火) 00:00 – 20日(木) 24:00

オンラインミーティング
8月21日(金) 12:00 / 20:00
8月22日(土) 12:00 / 20:00

 

** 現在地の夜明け方はインターネットにつながるパソコンやスマートフォンなど通信デバイスのGPSをオンにされてから「夜明け 時間」というキーワードで、GPSがオフになってしまう場合は「夜明け 時間 (現在地)」でお調べください。

 

* 1シーズン中、3日は原則ご参加ください。

* ミーティングも1回は原則ご参加いただきます。

* オンラインミーティングはzoomでの開催を予定しています。

*オフラインミーティング(THEATRE E9 KYOTOロビーでの開催)は、新型コロナウィルス感染予防のため、全てオンラインでの開催に変更となりました。

 

 

チケット

1,500円 / 1シーズン

* 1シーズンにつき先着20名までとなります。

* 各シーズン最終日の4日前までにお申し込みください。

Season1:7月26日23:59まで/Season2:8月16日23:59まで

* 参加するミーティング日時を同時に選択ください。

チケット購入はこちら

 

チケット取り扱い
▽THEATRE E9 KYOTO

当日受付はございません。
チケットのご購入はなるべく「クレジット精算」をお選びください。
「振込」「現金書留」を希望される場合は、”当日精算”をお選びのうえ、希望する支払い方法を備考欄にご記載ください。

 

<振込先> 振込人名の前に受注番号をご入力ください。
銀行名(銀行番号): 京都信用金庫(1610)
支店名(店番)  : 本店(001)
口座番号     : 普通口座 3043621
口座名義     : 一般社団法人アーツシード京都 代表理事 吾郷賢
口座名義カナ   : シャ)アーツシードキョウト

 

<現金書留送付先>
〒601-8013京都市南区東九条南河原町9-1
THEATRE E9 KYOTO

 

 キャスト

出演 / テキスト = 観客のみなさま

 

スタッフ

演出 / デザイン = 杉本奈月

カンパニーメンバー = 秋山真梨子

 

クレジット

協力|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

制作|N₂ 制作部

主催|N₂

 

お問い合わせ

info@n2-pa.page

 

 

横浜港にダイヤモンド・プリンセスが停泊していた2020年2月の国際舞台芸術ミーティング in 横浜 TPAM 2020 Fringe における初演では、一人の役者が劇場の外であらわとなっている「境界」をなぞりながら市内を行く演劇として観(光)客ととともに横浜市を観光し、現地へ来場しない観客にむけてリアルタイムで映像をキャストしました。 THEATRE E9 Air では「写真」へとフォーカスをうつします。

 

ネクロポリスとは居住地域から遠くはなれた場所に建てられている墓地のことです。一方、ディジタル信号、液晶、ユーザーアイコン……そのむこうにある存在の生き死にを気にとめない現代人のあり方、自他の境界が失われるような感覚は近代の産物であるといえます。コロナウイルスの影響により劇場文化が死と生の境界にある今、あるいは一、二年ほど先まで。わたしたちは劇的なものと劇であることの境界をなぞりながら、演劇であることと劇場であるものそれぞれの内/ 外さえも出入りしつづけるでしょう。Tab.10 街の死:necropolises.は人が舞台で演じるように、一人の立ち居ふる舞いから祈りのようなアクトが立ち現れるといった生身での体感と、光でイメージを知覚させるものによる表象を通し、それらにむきあう場となります。

 

 

N₂|https://www.n2-pa.page/

杉本奈月(劇作・デザイン・制作)と秋山真梨子(舞台美術)によるカンパニー。十年来のテーマである治癒 / 治療のあいだに立つ「演劇とケア」のあり方を見い出しながら、自身で書きおろした戯曲でなく他者のテキストと語りから作品を立ちあげている。代表作『居坐りのひ』で第15回AAF戯曲賞最終候補になり「大賞の次点」と評され、ウイングカップ6最優秀賞受賞。書き言葉と話し言葉の物性を表在化する試み Tab. / 処女戯曲の翻訳と複製 Fig. では「1.17と3.11からなる二つの震災」について描きながら劇場へのあて書きを行っている。京都芸術センター KAC TRIAL PROJECT Co-program 2017、おおさか創造千島財団 平成30年度スペース助成 採択など。

 

 

※ご予約に関するご注意

・公演中止などの不測の場合をのぞき、チケット購入後の返金、日時の変更はできません。

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