
新聞家
“とりで”
葛飾区の14坪の敷地に建つ、築40年の2階建て一軒家に一人住む女性。彼女が犬を飼ってから、飼えなくなるまでのほんの数年の間に起きたこと。長男のうつと、ジップロックに入った娘の彼氏の手料理、そして犬の引き渡し。
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新聞家の作品は、毎回一筋縄ではいかない様々な仕掛けがある。それは、単に上演を、鑑賞するものだけでなく、上演に至るまでのほぼ全ての諸要素に施されている。水面に投ぜられた小石が広げる波紋のように、鑑賞も創作もおそらく作家自身も並列にその波の中に揺蕩うような感覚が共有されている、ように思う。
前作では、一幕で終えていた戯曲が、この度の公演では完成されていると聞く。非凡なそのテキストがどのような波紋の中で、経験できるのだろうか。沸々とした予感。そういえば、椅子の作り方について、村社さんの話を聞いて3年ほどが経過した。この上演が終われば、その椅子を今度は、お天道様の元でどのように置くことができるのか、聞いてみたいとも思う。
THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとし
公演情報
2023年2月10日(金)〜2月13日(月)
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キャスト
中川友香、土田高太朗
スタッフ
イラスト|aika inagaki
フライヤーデザイン・宣伝美術|村社祐太朗
制作協力|福森美紗子
クレジット
主催・企画製作| 新聞家
共催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)
作 村社祐太朗(『とりで』の上演台本は第22回AAF戯曲賞にノミネートされています)
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000975.html
Webサイト
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