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【倉田翠ダンス講座】参加者募集のお知らせ

2023.03.20

THEATRE E9 KYOTOでは劇場開館前からの「京都に100年つづく小劇場を!」というプロジェクトの実現のため、2023年度のテーマの一つとして「将来的にE9を利用する団体・アーティストとの出会い」を設定しました。
その一事業として、演出家・振付家・ダンサーの倉田翠さんをお招きし「ダンス作品の作り手」「ダンス作品の作り手になりたい人」を対象としたWS(ワークショップ)講座を開催します。
THEATRE E9 KYOTOという場で、京都の地で、この時代に、「作品を作る」ことについて一緒に考えてみませんか。
意欲ある“あなた”の参加をお待ちしています。

THEATRE E9 KYOTO

はじめまして、はじめましてでない方もこんにちは、倉田翠です。
私は演出家・ダンサー・振付家という肩書きの人です。主にダンス作品を作る、またはダンサーとして踊る仕事をしています。
今回の講座は、「作品を作っている人」「作品を作っていきたい人」に向けて開講されるダンスの講座です。
「作品を作る」とはなにか、そしてそれについて私が教えられることなどあるのかと考えると、よくわかりません。でも、一緒にああだこうだと悩むことはできるはず。
正解がないことに向かって、私がつまずいたり立ち止まったり3歩下がったりしながらここまでやってきた過程が、本気で作品を作りたい人の何か手掛かりになれば幸いです。

だから、ただただ楽しく踊りたいという人には向かない講座かと思います。作品を作るというのは、楽しいだけではない、から楽しい、と私は思っています。
約2週間、京都の街で(あえて身体と言わないでおきましょうか)頭をフル回転させて(頭も身体か)一緒にそれぞれのどこかに向かいましょう。

倉田翠(演出家・振付家・ダンサー)


【募集概要】

■募集対象
・舞台作品を作っている人、作っていきたい人
・ものを考えたい人
・演出家、振付家、ダンサー、俳優、劇作家

※大学生以上。
※ダンス経験不問、演出・振付経験不問。
※国籍不問。講座、ワークショップ等は全て日本語で行います。

※今企画は、作品創作のためのトレーニングを目的とした講座で、演技・ダンス等のパフォーマンス技術の向上を目的としたものではありません。
※最終の「WS発表公演」は参加者による創作発表となります。倉田翠さんによる演出・振付作品ではありません。また、今後の公演の出演者募集を目的としたものではありません。

■募集人数 最大10名程度 応募者多数の場合は選定あり。

■実施期間 2023年6月・12月

■応募締切 2023年4月20日(木)

■参加費 2万2000円(税込・保険料込)

■参加条件 原則、以下の日程に参加できること。

・スケジュール
6月14日(水)18:30〜21:30
6月15日(木)18:30〜21:30
6月16日(金)18:30〜21:30
6月17日(土)13:30〜19:00
6月18日(日)13:30〜19:00

12月12日(火)18:30〜21:30
12月13日(水)18:30〜21:30
12月14日(木)18:30〜21:30
12月15日(金)18:30〜21:30
12月16日(土)終日
12月17日(日)終日 WS発表公演

※WS発表公演の出演者は受講生を中心に、講座の中で決定します。
※スケジュールに関し、個別の事情等がある場合は応募の際にお知らせください。

■講座・WS会場
THEATRE E9 KYOTO、及び劇場近くの稽古場施設

■応募方法
以下の項目をご記入の上、メールでご提出ください。

送付先:km.dance@askyoto.or.jp​​​​
件名:「応募・倉田翠ダンス講座」

1、お名前
2、電話番号
3、メールアドレス
4、年齢
5、性別(任意)
6、応募動機(200字以上)
7、「今、なにをおもろいと思っているか。」(200字以上)
  作品創作にあたって、今、着目・注目している要素・エピソード等。
8、所属団体(無い場合は「無し」)
9、活動についてのWebサイト(無い場合は「無し」)
10、プロフィール写真

※応募者多数の場合は選定あり。ご応募いただいた方全員に参加の可否について、4月25日(火)までにご連絡いたします。
※ご記入いただいた個人情報は、本講座に関するご連絡・ご案内の目的以外には使用いたしません。

■プロフィール
倉田翠 Midori Kurata (演出家/振付家/ダンサー)

撮影:遠藤文香

1987年三重県生まれ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映像・舞台芸術学科卒業。 3歳よりクラシックバレエ、モダンバレエを始める。京都を拠点に、演出家・振付家・ダンサーとして活動。作品ごとに自身や他者と向かい合い、そこに生じる事象を舞台構造を使ってフィクションとして立ち上がらせることで「ダンス」の可能性を探求している。2016年より、倉田翠とテクニカルスタッフのみの団体、akakilike(アカキライク)の主宰を務め、アクターとスタッフが対等な立ち位置で作品に関わる事を目指し活動している。セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。

近年の主な作品に、幾度も再演を行いakakilike初期の代表作とも言える2016年初演『家族写真』/2017年初演『捌く』、2018年初演、京都市東九条地域の住人と共に制作した『はじめまして こんにちは、今私は誰ですか?』、薬物依存症リハビリ施設京都ダルクのメンバーと共に制作した、2019年初演『眠るのがもったいないくらいに楽しいことをたくさん持って、夏の海がキラキラ輝くように、緑の庭に光あふれるように、永遠に続く気が狂いそうな晴天のように』など。 個人の作品としては、日本のGDP25%を占めるとも言う東京の大手町・丸の内・有楽町エリアで働くワーカーと制作した『今ここから、あなたのことが見える/見えない』(2022/主催:大丸有SDGs ACT5実行委員会、一般社団法人ベンチ)、倉田翠×飴屋法水『三重県新宿区東九条ユーチューブ温泉口駅 徒歩5分』(2021/製作:国際交流基金 (JF) 、企画・制作:株式会社precog)などがある。

オフィシャルサイト
https://akakilike.jimdofree.com/

■お問い合わせ
THEATRE E9 KYOTO 「倉田翠ダンス講座」事務局 km.dance@askyoto.or.jp​​​​

主催:一般社団法人アーツシード京都