ARTS SEED KYOTO

検索

NEWS

【THEATRE E9 KYOTO】芸術参与(次期芸術監督)について

2024.04.08

THEATRE E9 KYOTOでは、新たに「芸術参与(次期芸術監督)」として、共通舞台・村上太基氏(むらかみたいき)の就任を決定いたしました。

以下、4月8日に実施した「2024年度年間プログラム記者発表」より、あごうさとしの挨拶の一部を転載いたします。

* * * * *

「京都に100年続く小劇場を!」この掛け声と共に、2019年6月に弊館THEATRE E9 KYOTOは開館しました。館長茂山あきらによる柿落とし公演『三本柱』の上演を皮切りに、2024年度で5周年を迎える運びとなりました。
コロナ禍など様々な課題難題がありつつも、これまでほぼ毎週のように舞台芸術、あるいは音楽会・展覧会などを上演・展示ができておりますこと、アーティストの皆様、出演者・スタッフの皆様、サポーターズクラブの会員様、ご支援者・協力者の皆様、地域の皆様、そして、ご来場いただいております全てのお客様に厚く御礼を申し上げます。
「作品をつくる・地域を作る」劇場として、年間プログラムとE9サポーターズクラブ(劇場支援会員制度)を基礎的な制度とし、舞台芸術を中心に、地域性・現代性・多分野協働などの特性を大事にして参りました。
近年は特に、人材育成・若手支援・市民参加などの各事業に力を入れて参りました。
24年度は、本邦初の現代舞台芸術を専門とする民間劇場である築地小劇場が誕生して100年、アートスペース無門館(アトリエ劇研)が開館して40年、私がアトリエ劇研のディレクターになってからも10年と、節目の重なる年でもあります。
5周年の区切りを得て、これまでの振り返りを行いつつ、次世代にバトンを渡すそのような年にして参りたいと思います。

次期芸術監督には、演出家の村上太基氏(共通舞台)をお迎えすべく、本年からは芸術参与としてご参画いただき、25年度にTHEATRE E9 KYOTO芸術監督に正式にご就任いただく運びです。芸術監督交代にあたり、今後、様々な新たな取り組みや体制の変更などがございます。適宜、皆様にお知らせ申し上げますので、変化するTHEATRE E9 KYOTOに一層のご注目とご愛顧を賜りますよう切にお願い申し上げます。

THEATRE E9 KYOTO芸術監督 あごうさとし