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村上太基氏の24年度弊館芸術参与及び25年度弊館芸術監督就任について

2024.06.03

村上太基氏の24年度弊館芸術参与及び25年度弊館芸術監督就任について、以下の経緯と理由を持って決定されました。

「京都に100年続く小劇場を!」という趣旨のもとTHEATRE E9 KYOTOは、多くの方々のご支援により2019年に開館致しました。
開館以来、次世代に繋げていくということが、一つの重要なミッションであります。開館より5年の節目を迎え、また、コロナ禍なども一定収束したこの時期に、まずは、芸術監督の交代の準備を進めて参ります。
選考にあたっては、23年度中に、劇場運営委員会による人選が行われ、次いで、理事会に置いて議論がされました。その過程の中で、村上氏によるプレゼンテーションが理事会にて行われ、24年3月の理事会にて決定に至った次第です。

選考の理由は以下になります。
村上氏は、学生演劇祭及びTHEATRE E9 KYOTOでの上演において、未来を期待させる評価を集めています。
同氏は、自らの作品創作のみの関心にとどまらず、広く演劇界や地域などへの問題意識を持ち、その射程が広いところも高く評価をしています。
また、私どもの意思として、小劇場においては、今なお新たな才能、新たな挑戦を育むことも基礎的なミッションであると考えます。
劇場の所在する京都市東九条という地域は、文化芸術を基軸としたまちづくりを推進しており、「芸術」と「若者」が、キーワードとなっています。THEATRE
E9 KYOTOとしてもそれを体現する民間創造発信拠点として、20代の若き舞台芸術家と共に、次の時代を築いて参りたいと考えています。

村上氏には、24年度は芸術参与として参画いただき、25年度より正式に芸術監督に就任の予定です。任期については「1期2年、最大2期」と予定しています。
新たな取り組みその他の変更事項などについては、適宜、ご案内申し上げます。

今後ともより一層のご愛顧とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人アーツシード京都理事会