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全国小劇場ネットワーク クラウドファンディングを開始(2020/5/21〜7/31)

2020.05.20

E9も参加しています、全国小劇場ネットワークは、劇場の「再開」に向けて、クラウドファンディングを通じた支援をお願いしています。

 

【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

期間:5月20日(水)13時〜7月31日(金)23時
目標金額:1,000万円
CFサイトhttps://readyfor.jp/projects/shogekijo-network

 

この度のプロジェクトは、19都道府県、36の民間小劇場で構成されます全国小劇場ネットワークと、クラウドファンディング会社Readyfor、そして、公益財団法人京都地域創造基金のご協力を得て始めております。

寄付型のファンドになりますので、支援者様には、個人法人とわず、税制上の優遇措置がございます。

徐々に規制が解除されている中、上演に向けては、客整数の大幅な削減など、各都道府県や業界団体からガイドラインが示されています。
E9でもどのような対策対応ができるのか検討と準備を始めております。これから長い闘いともいえるような状況が続くと思います。
「再開」にむけた最初の一歩に、どうか皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以下には、小劇場ネットワーククラウドファンディングプロジェクト事務局よりのメッセージも合わせてご紹介します。

 

「全国小劇場ネットワーク」事務局からのメッセージ

民間劇場は、アーティスト、観客、そして所在する地域と常に一体的な関係にあります。
その関係性をより明確なものにするために、2020年春のこの時期、私たちは、新たな「マーケット」の構築のための準備に入っているはずでした。このマーケットとは、加盟する民間小劇場がそれぞれの地域の協力を得て、これまでに無かった継続的な財源を確保し、利用団体が劇場費を払うのではなく劇場が作品に上演料を支払い、その公演が全国を巡演する仕組みのことです。平たく申せば、「小劇場版Jリーグ」のようなものです。民間劇場がさらに積極的にアーティストを支援することで、質の高い作品を広く市民の皆様と共有するための土台をつくりたいという思いです。予想もしていなかった今般の状況では、このマーケット事業に着手する前に、「各劇場の生存確認」ともいうべき作業が必要になりました。
一言に民間劇場と申しましても、規模や背景、運営方針など多種多様です。この事態にある程度対応できる見込みのある劇場から、非常に切迫した劇場まであります。これらの情報交換と、進むべき指針についての厳しい議論を重ねる中で、この度のクラウドファンディングでの呼び声をあげるに至りました。
今私たちが述べていること全てを実現できるかどうかは不透明です。例えば、名を連ねている劇場が、近い将来に維持できなくなる可能性も0ではありません。そのような危機的状況であるからこそ、私たちは、先に述べたような劇場の在り方の実現に向かって、まずは「再開」という課題に向かう決意を固めています。等しく困難な状況におかれている中、私たちだけが苦しいのではないと戒めつつ、お一人お一人に、私たちの現在をお伝えして参りたいと思います。
このプロジェクトを通じて、関わってくださる全ての方々と共に、劇場の門を開く思いや言葉が豊かに交わされていくことを切に望んでおります。

事務局一同

全国小劇場ネットワーク

【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

期間:5月20日(水)13時〜7月31日(金)23時
目標金額:1,000万円
CFサイトhttps://readyfor.jp/projects/shogekijo-network

ご支援いただいた資金の運用の仕方、分配など、詳しくはクラウドファンディングのサイトよりご確認いただけます。