
技術ワークショップ2025 作品づくりについて考えるための講座(実践編)
技術ワークショップ2025
毎年恒例になりました、技術ワークショップを開催します!
今回は初心者の方も受講できる【基礎編●】と、演出家・振付家・俳優・ダンサー・制作者などテクニカル専門ではない方とも一緒に考える【実践編⭐︎】を実施します。
<開催日程一覧>
4/29(火)照明・基礎編 ●
4/30(水)照明・実践編 ⭐︎
5/1(木)音響・実践編 ⭐︎
5/2(金)音響・基礎編 ●
5/3(土)舞台・基礎編 ●
5/4(日)舞台・実践編 ⭐︎
※基礎編についての詳細はこちらから
<参加費>
基礎編、実践編ともに各講座 2000円(税込)
※3講座以上受講の方には1000円、全講座受講の方には2000円キャッシュバックします。
※E9サポーターズクラブ/支援会員の方も有料となります。
実践編 作品づくりについて考えるための講座
今年の実践編では、その部署の専門性だけを考えるということではなく、「創作環境/作品作り」を、テクニカルを通して考えるワークショップを実施します。演出家、振付家、俳優、ダンサー、制作者の方も参加対象です。個々の技量を高めることももちろん大切ですが、作品に関わっている同士がどのように影響しあっているのか、本番に向けてどのようなスケジュール感で動くのかを知ることは、作品作りにとって非常に重要なことです。
なかなかじっくり他部署の実践的な部分に触れる機会はないと思います。ぜひこれを機にちょっと覗いてみませんか?
もちろん、その部署の専門の方も受講でき、直接的に自身の活動に活かしていただける内容になっています。
●受講対象
・舞台公演に何らかの形で携わったことのある人(テクニカル以外でもOK)
・テクニカルの仕事やデザイン、プランニングに興味がある人
・様々な視点から作品作りを考えたり、深めたいと思っている人
・舞台芸術に関わる仕事に興味がある人
・どんな人がスタッフとして仕事をしているのか興味がある人、出会いたい人
※15歳以上から受講できます。未成年は保護者の承諾が必要です。
【照明】
照明プランを考えるワークショップです。
「この場面で何か明かりを変えたいけど、どうしたら良いかわからない」を
皆で探ります。
具象的な舞台美術に対する照明の作り方や、抽象的な動きの照明の考え方を知るとともに、
照明で何が出来るのかを知り、頭の中で考えた明かりを実際に点けてみて、
どう見えるのかを実践します。
照明さんとの打合せで困っている演出家の方や美術スタッフさん、自分にどんな光が当たっているのかを知りたい俳優さん、ダンサーさん、プランの経験を積みたい照明さん、学生劇団の方。経験は問いません。
照明の引出しを増やしてみませんか?
講師 葛西 健一 アシスタント 渡辺 佳奈
■日時
4月30日(水)
①13:00~16:00 ②17:30~20:30
※どちらも同じ内容です。ご都合の良い時間を選択してください。
■定員 各回12名
■お申し込みフォーム
https://forms.gle/PK72NtoCjbCeVbn89
■講師プロフィール
葛西健一(カサイケンイチ)
近畿大学芸術学科 演劇芸能専攻にて太田省吾らに師事。卒業後フリーの照明家として
関西を中心に活動。
ヨーロッパ企画、ニットキャップシアター、iaku、突劇金魚、ばぶれるりぐる、下鴨車窓など様々な劇団の照明プランを手掛ける。
近畿大学芸術学科舞台芸術専攻 照明非常勤講師、NPO劇研 理事、E9スタッフルームメンバー。
2024年2025年の主な照明デザイン作品
匿名劇壇「いいから早く助けてく」作・演出:福谷圭祐
ニットキャップシアター「さらば、象」作:ごまのはえ、演出:小原延之
兵庫県立芸術文化センタープロデュース「神戸の湊、千年の交々」作・演出:土田英生
突劇金魚GFT#6「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊2」作:サリngROCK、演出:山田蟲男
ヨーロッパ企画「来てけつかるべき新世界」作・演出:上田誠
iaku「流れんな」作・演出:横山拓也
ばぶれるりぐる「川にはとうぜんはしがある」作・演出:竹田モモコ
【音響】
舞台作品の音響をするとなったら、劇場に行くまでに何をしますか。
打ち合わせ、予算、音作り、稽古参加、機材選び、図面を書く、録音・・・
いろいろ思いつくことはあると思いますが、改めて考えて、深めてみませんか。
特に、稽古で音を流して音響プランを探っていくことをシュミレーションしてみようと思います。
劇場に行ってから、想定と違う・・・はできる限り減らしたい。
音響が劇場に入るまでにすること、できることを考えるワークショップです。
演出や音響として作品づくりをする人やってみようと思う人、一緒に作品をつくるテクニカルスタッフや俳優、音響さんって何してるんだろうと興味がある人、経験は問いません、どなたでもご参加ください。
一緒に作品づくりと音響のことを考える時間を持てれば幸いです。
講師 森永 恭代 アシスタント 林 実菜
■日時
5月1日(木)
① 13:30~16:00/② 18:30~21:00
※どちらも同じ内容です。ご都合の良い時間を選択してください。
■定員
各回10名程度
■お申し込みフォーム
https://forms.gle/NnQoQ4TnBqUJ248bA
■講師プロフィール
森永恭代
高校演劇部、大学放送局サークルを経て、京都や大阪を中心にフリーの音響として活動。
E9スタッフルームメンバー、サファリ・Pメンバー。
サファリ・P/トリコ・A、THE ROB CARLTON、下鴨車窓、努力クラブ、男肉duSoleil、Trastic.Fなどの音響を手がける。
演劇祭やショーケース企画の音響統括、劇場管理などにも携わる。
【舞台】
劇場入りからの時間の使い方、各部署の作業工程を考えてみるワークショップです。
「タイムテーブルに書いてあるけど、なんの時間だろう」をみんなで探ります。
E9の過去公演資料を見ながら、実際にどんな条件で作品が作られるのかを想像し、劇場入りまでにできること、劇場でしかできないことを考えます。
タイムテーブルの全貌を知りたい演出家の方や美術スタッフさん、照明さん、音響さん、映像さん、スタッフが何をしているのか知りたい俳優さん、ダンサーさん、タイムテーブルを書く舞台監督さん、学生劇団の方。経験は問いません。
舞台人として、時間の使い方を考えてみませんか?
講師 河村 都 アシスタント 竹腰 かなこ
■日程
5月4日(日)
①13:00~16:00 ②17:30~20:30 (休憩あり)
※どちらも同じ内容です。ご都合の良い時間を選択してください。
■定員 各回15名
■お申し込みフォーム
https://forms.gle/tKeyHKEYQhsbKDT87
■講師プロフィール
河村都(華裏)カワムラミヤコ ハナウラ
2004年よりスタッフ集団CQ所属、現在は屋号、華裏(ハナウラ)の舞台監督として、主に小劇場演劇を中心に活動。幻灯劇場、ニットキャップシアター、劇団VOGA、市民ミュージカルなど、会話劇から野外劇、ダンス、ミュージカル公演など幅広いジャンルを手掛ける。
舞台監督の他、舞台美術、宣伝美術、演出助手や劇場管理スタッフとしても活動。
近畿大学文芸学部舞台芸術専攻 非常勤講師。E9スタッフルーム所属。
※基礎編についての詳細はこちらから
お問い合わせ
THEATRE E9 KYOTO
TEL:075-661-2515(10:00〜18:00不定休)
メール
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コーディネート:北方こだち
主催:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)