2019.03.02
「広場」「ゆるやかなコミュニティの形成」「社会の鏡」「地域活性」「人材育成」「創造発信」「社会包摂」「防災」など、様々なキーワードで公の場としての役割が問われる劇場。
とりわけ日本では、全国各地にある民間小劇場がそれら課題の底辺をささえる役割を果たしてきました。
東九条に「Theatre E9 Kyoto」の誕生に向けて、今、どのような劇場が求められるのか。
各界に知見を求め、新しい民間劇場にとっての公共性とは何かを考え、実行に着手したいと思います。
少なくとも劇場とは、「考える時間」を共有する場であることは間違いないと思います。
また、この課題は、わずか1年足らずの議論で解答がでるものでもありません。
リサーチ期間を終えた後は、ここで得た人的知的資源を元に、持続可能な、研究・教育の場に発展することを望んでいます。
■今後の予定
およそ1年にわたるオープンリサーチの振り返りを冊子としてまとめ発行予定。
詳細が決まり次第、情報を公開します。
主催:一般社団法人アーツシード京都
企画制作:Theatre E9 Kyotoオープンリサーチプロジェクトメンバー
あごうさとし 蔭山陽太 芥川実穂子 福森美紗子 (一般社団法人アーツシード京都)
久保田テツ(大阪音楽大学准教授/NPO remo [記録と表現とメディアのための組織])
松岡咲子(大阪音楽大学助手/ドキドキぼーいず副代表・俳優)
助成: 公益財団法人セゾン文化財団 (プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」への助成)
後援:京都市、京都商工会議所